子育てハッピーアドバイス大好き!が伝わるほめ方・叱り方

子育てハッピーアドバイス大好き!が伝わるほめ方・叱り方

明橋大二 / 太田知子

出版社:1万年堂出版 出版年月日:2010/06/01

1万年堂出版 | 2010/06/01

4.50
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

子育てに関する著作の中でも、これほど本質的かつ実践的な一冊に出会うことは稀である。著者の島村幸代氏による指摘は極めて明快だ。親たちが「叱り方」ばかりに目を向けるのは、問題解決の順序を誤っているというのである。 自営業を営む身として、人間関係の構築やモチベーション管理の重要性をよく理解している。本書を読み進めるにつれ、これらの原則は子育てのみならず、組織運営やスタッフとの関係構築にも応用可能であることに気づかされた。ほめ方の工夫一つで、人間の行動様式がいかに変わるか。その心理学的メカニズムが丁寧に解説されている。 特に優れているのは、理論と具体例のバランスである。単なる教訓に留まらず、日常で即座に活用できるアドバイスが随所に散りばめられている。現代の親世代のみならず、人材育成に携わるあらゆる立場の人間にとって必読の価値がある。子育ての悩みを抱える方はもちろん、人間関係全般を深掘りしたい読者にも強く推奨したい。

感想

ボランティアの仕事で子どもたちと接する機会が増えたことから、この本を手に取ってみました。子育ての現場で実際に役立つアドバイスが得られるかと期待していたのですが、正直なところ、内容は概ね予想通りといった印象です。 「ほめ方を先に学べば、叱ることが減る」という基本的な考え方は理に適っており、納得できる部分も多くあります。親御さんたちが悩む具体的な場面での対応方法も丁寧に説明されていて、初めてこのような本を読む方には参考になるでしょう。 ただし、既に人間関係や教育について少なからぬ知識がある読者にとっては、新しい気づきが限定的です。書き方も分かりやすさを優先しているせか、やや表面的に感じられる部分も否めません。実践的なテクニック集としては及第点ですが、より深い心理学的背景や、複雑なケーススタディについては物足りなさが残ります。 子育てを始めたばかりの方にはお勧めできますが、より専門的な知識をお求めでしたら、他の著作も合わせてご覧になることをお勧めします。

感想

新社会人になって感じるのは、職場での人間関係の複雑さです。この本は子育てに関する内容ですが、読んでみると人を育てるという本質的な考え方が、年代や立場を超えて応用できることに気づかされました。 「ほめ方が上手になれば、叱ることが減ってくる」という主張は目からウロコでした。私たちは往々にして叱り方や指摘方法ばかりに意識を向けてしまいますが、この本は順序が逆だと主張しています。実際、職場の先輩たちを見ていても、部下のモチベーションを高く保つ人というのは、欠点を指摘するより良い点を認める傾向にある気がします。 心理学や教育学の視点から、実践的かつ理論的にほめ方と叱り方のメカニズムが解説されています。具体例も豊富で、子育てに限らず対人関係全般に応用できる知見が詰まっていました。新社会人として部下指導や後輩育成の機会が増えるであろう将来に向けて、今のうちにこうした基本的な考え方を学べたのは大きな収穫です。人間関係の質を高めたい人に、強くお勧めしたい一冊です。

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