lit_diaryの本棚
Lout of Count's Family (Novel) Vol. 5

Lout of Count's Family (Novel) Vol. 5

Yu Ryeo-Han SEVEN SEAS PR 2025年1月1日

感想

息子がハマっているということで、ついでに手に取ってみた第5巻。ファンタジーシリーズの継続ものとしては、まあ順当な進展といったところか。 キャラクターたちの成長や物語の展開自体に大きな破綻はない。むしろ丁寧に積み上げられているのが伝わってくる。ただし、正直なところ、自分のような年代の読み手にとっては、あまり新鮮な驚きや深い思考の余地が見出しづらい。ストーリーは直線的で、描写も親切すぎるほど。 もっとも、このシリーズの対象読者を考えれば、それは妥当な構成なのだろう。若い世代にはこうした読みやすさと確実な娯楽性が好まれるに違いない。翻訳物ならではのぎこちなさもあるが、それも工夫次第で乗り越えられる。 自営業で忙しない日常の合間に気軽に読める娯楽作として評価するなら及第点だ。ただ、人文書に傾斜した自分の本棚では、やはり異質な存在のままである。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ