わたしがあなたを選びました

わたしがあなたを選びました

鮫島 浩二

出版社:主婦の友社 出版年月日:2003/08/01

主婦の友社 | 2003/08/01

5.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

子どもの教育について改めて考え直す機会をくれた一冊です。 自営業を営む中で、人間関係の本質や人生哲学に関心を持つようになったのですが、この本はそうした関心と子育てという普遍的なテーマを結びつけてくれました。タイトルの「わたしがあなたを選びました」という言葉が象徴するように、子どもが親を選んで生まれてくるという視点は、単なる感情論ではなく、深い人文的思考に支えられています。 人生経験を積み重ねた今だからこそ、親と子の関係性の奥深さが理解できるのでしょう。本書は、お母さん向けという体裁ですが、人間関係全般における「選択」と「責任」について考察する価値があります。著者の思想的背景がしっかりしているため、単なる育児指南書に終わらず、人生観を問い直す契機となりました。 長年の読書経験の中でも、評価の高い本には理由があるものです。この作品もそうした例外ない名作の一つ。親の立場にある人はもちろん、人間関係について深く考えたい読者にも強くお勧めできます。

感想

子育てについて何度も考え直す機会があるのは、フリーランスという働き方をしているからかもしれません。仕事と生活のバランスを取りながら、親としての在り方を問い続けている自分にとって、この本は想像以上に深く響きました。 著者の視点は、育児本にありがちな「正解を示す」というアプローチではなく、子どもとの関係性そのものを見つめ直すことに重きを置いています。「子どもはみな、愛されるために生まれてくる」という基本的な前提から始まる論述は、複雑に考えすぎていた私の心をすっと解きほぐしてくれました。 母親向けの内容とも見えますが、父親である私にとっても、親という立場を改めて問い直す契機になりました。慎重なタイプなので、育児本は事前に複数のレビューを確認する習慣があるのですが、この本についてはその投資が十分に報われたと感じています。 生活の中で試行錯誤を繰り返す人ほど、この本の価値を理解できるのではないでしょうか。子どもを持つすべての人に、そして人間関係全般について考え直したい人にも、一度は手にとってほしい一冊です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ