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感想

仕事の帰りの電車で一気読みしてしまいました。家裁調査官という、普段あまり知る機会がない職業を舞台にしたミステリーなんですが、本当に引き込まれます。 登場人物たちが抱える秘密や葛藤が、調査を通じてじわじわと明かされていく過程がたまりません。「みんな、嘘をつきますから」というキャッチフレーズの通り、一見単純に見える事件も、深掘りしていくと複雑な人間関係や隠された本音が見えてくるんですよ。それがすごくリアルというか、実生活でもこういうことあるんだろうなって感じさせられます。 庵原かのんというキャラクターも好きです。見た目は地味で目立たないのに、洞察力が鋭くて、人の心情を掴むのが上手い。そういう地道な調査の積み重ねで真実に辿り着く感じが気持ちいいです。 短編集的な構成になってるから、忙しい日常の中でも読みやすいのもいいところ。重いテーマを扱ってるはずなのに、ほろ苦さと微かな希望が程よくバランスしてて、読み終わった後に変な達成感があります。シリーズ第二弾ということなので、次も絶対読みます。

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