山は果てしなき緑の草原ではなく

山は果てしなき緑の草原ではなく

オマル・カベサス / 太田昌国

出版社:現代企画室 出版年月日:1994/07/19

現代企画室 | 1994/07/19

4.00
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

普段はライトノベルばかり読んでいるので、こういった実在の歴史に基づいた作品に手を出すのは珍しいのですが…思い切って読んでよかった! ゲリラ戦争って聞くと難しそうで、ニカラグアの歴史とか全然知らないし大丈夫かな?って不安だったんですけど、全然そんなことありませんでした。むしろ青年の目線を通じて、理想と現実のギャップを自然に感じられる。戦場の緊張感とか、仲間との関係とか、そういう人間ドラマの部分がめっちゃ引き込まれるんです。 何より著者のユーモアセンスがいいなって思った。こんな重いテーマなのに、どこか軽やかで、読んでいて息が詰まらない。会社でのストレス溜まっているときとか、いろいろ考えさせられるんだけどスッキリできるというか。 社会人になると、理想と現実のズレってやたら感じるようになるじゃないですか。そういうモヤモヤが少し整理されるような感覚でした。普段と違うジャンルにチャレンジしてみたい人、特におすすめです。

感想

ニカラグアのゲリラ戦記って聞いて、正直最初は「何それ?」って思ったんですけど、話題になってるみたいだから読んでみました。 確かに、著者の筆致は自由で率直で、ユーモアもあるなって感じます。重たいテーマなのに、どこか軽やかに書かれてるのは新鮮でした。反独裁闘争に加わった青年の現実の知り方とか、理想と現実のギャップとか、考えさせられる部分もあります。 ただ、正直に言うと、私にはちょっと遠い話題というか…。漫画とか日常系の話題の本をよく読んでるせいかもだけど、歴史的な背景とか政治的な話が複雑で、スルスル~って読む感じじゃなかったんですよね。ユニークな視点は好きだけど、もっとグッと引き込まれるような何かが欲しかった気がします。 つまり、可もなく不可もなく…?みたいな。面白い本ではあると思うけど、私としては「また読みたい!」ってほどじゃなかったってのが正直な感想です。

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