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三姉妹の真ん中はモブでいたい

三姉妹の真ん中はモブでいたい

青黄赤 / ぽぽるちゃ Jパブリッシング 2026年2月27日

感想

話題の「小説家になろう」作品ということで、興味を持って手に取りました。三姉妹の次女が、王妃争いから身を引いて自分らしい人生を歩もうとする——という基本設定は魅力的です。 ただ、実際に読んでみると、なんとなく物足りない印象を拭えません。主人公ミスティーナの慎重さと自由を求める姿勢は共感できる部分もあるのですが、ストーリーの展開がやや予測可能というか、ラノベらしい王道展開の域を出ていない感じがしました。双子の王子が理由もなく関心を寄せてくる場面も、「ここは盛り上げどころなんだろうな」と読み手の予想通りに進む印象です。 キャラクターも個性的に描かれているとは言い難く、特に姉妹の関係性ももう少し掘り下げられると良かったのに、と思います。加筆版ということなので期待していたのですが、その点での改善は実感できませんでした。 39歳の身としては、「そこそこ楽しめるが、わざわざお金を出して買う必要があったか」と問われると、ちょっと考えてしまいます。時間に余裕があれば読む価値はありますが、積極的には勧めづらい作品です。

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