本と珈琲の本棚
感想

文庫本で気軽に読める航空冒険ものということで、さっそく手にとってみました。謎の航空機事故を追うというストーリー立てで、最初は引き込まれるんですよ。メーカーの担当者とパイロットが協力して真相に迫るという設定も面白い。 ただ、読み進めていくと、ちょっと盛り込みすぎな感じがしてしまったというか。パイロットの葛藤とか事故の謎とか、いろいろ詰め込もうとしているのはわかるんですが、どれもこれも中途半端に感じてしまいました。もう少し一つのテーマに絞って深掘りしてくれたら、もっと引き込まれたんじゃないかなと。 エンタメ小説として楽しく読める作品ではあるんですけど、何か物足りなさが残る。仕事の休み時間に気軽に読む分には十分ですが、夜中まで徹夜して続きが気になるというほどではなかったですね。悪い本ではないんですが、特別に心に残るものもなく。そういう意味では、まあ平均的な一冊という感じです。

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