みかんの本棚
感想

フリーランスになってから、実務書ばかり読んでいる自分に気付いて、もっと読書の幅を広げたいと思っていた。そんな時に本書を手にしたのだが、これが予想以上に刺激的だった。 著者の読書遍歴を追いながら、多読のコツが自然と身につく構成が秀逸だ。特に印象的だったのは、「楽しみを知ること」が多読の出発点だという指摘。効率だけを追求していた自分の読書姿勢を根本から問い直させられた。 本書で紹介される様々な読書スタイルは、どれも実践的かつ魅力的。自分に合ったアプローチを見つけることの大切さが伝わってくる。新書という手軽なフォーマットながら、読書という行為そのものへの深い思考が詰まっているのだ。 仕事で時間に追われることが多い身だからこそ、この本の教えは響く。読書の楽しみを取り戻すことが、結果として自分の知識や思考の質も高めるのだという発見。フリーランスなら尚更、自分のペースで学び直す必要があると改めて認識した。もっと本を開く時間を増やそう。

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