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殺し屋がレジにいる

殺し屋がレジにいる

榎田 ユウリ 講談社 2025年12月17日

感想

この本のタイトルを見た時、思わず手に取ってしまいました。殺し屋がレジにいるって、何それ?という興味と、表紙からにじみ出ている独特の雰囲気に引き込まれた感じです。 読んでみて一番驚いたのは、この作品がこんなに痛快でユーモアに溢れていることでした。52歳の榊冴子という女性が、モラハラや理不尽な扱いに向き合う姿勢が本当に気持ちいい。「すみません」と「しょうがない」で人生を小さくまとめてしまう女性たちへの怒りと優しさが、随所に光っています。 主婦の身としては、この本に描かれた日常の息苦しさがよくわかります。でも同時に、その「しょうがない」に立ち向かう勇気をもらった感じ。ストーリーも軽妙で、グイグイ読み進められました。 若い女性にもそうでない人にも、特に「もう我慢するのはやめたい」と思ってる人には本当におすすめです。女が女を応援する物語として、じんわり心に残る一冊でした。

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