みつこの本棚
名探偵プリキュア! 読書ノート

名探偵プリキュア! 読書ノート

講談社 講談社 2026年9月9日

感想

孫娘へのプレゼントに選んだこちらの本。最初は子ども向けだからと軽い気持ちでしたが、ページをめくるにつれて、その工夫の素晴らしさに目を見張りました。 読書ノートというコンセプトが実に優れていますね。ただ物語を追うのではなく、「なぜこの場面に心が揺さぶられたのか」という問いを深掘りしていく。これは本を読む際の思考を鍛える、実に良い訓練だと感じます。心に残ったセリフを記録したり、好きなシーンを自分の言葉で表現したり——このプロセスは、大人が読書会で行うことと変わりません。 プリキュアのキャラクターたちと一緒に「ナゾを解く」というフレーミングも秀逸で、子どもたちの主体的な思考を引き出すように丁寧に設計されているのが分かります。「読む力」と「伝える力」の両方を育てるという目標も明確です。 70年も生きていると、良い本とそうでない本の違いが見えてきます。この作品は、子どもたちの読書習慣を育むという重要な役割をきちんと果たしている、良質な教育ツールだと評価できます。

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