第1巻を読んでいたので、続きが気になって手に取りました。 異世界でトマト栽培という地味だけど魅力的な設定は相変わらず。主人公・莉月のマイペースなキャラクターも好きですし、イケメン王子との掛け合いも割と楽しいです。ただ、第2巻では物語が少し散漫になってきた感じがするんですよね。王都に着いて新しいキャラクターが増えるんですが、彼らの絡みや背景設定が複雑になりすぎて、莉月の「帰りたい」という主軸がぼやけてしまった印象。 自営業で忙しい身としては、サクサク読める気軽なラノベを求めているので、ここまでくると設定の重さが少し邪魔になってきました。もっとシンプルに、莉月のトマト栽培と帰路への奮闘に焦点を当てた展開の方が読みやすかったかな。 それでも莉月というキャラクターへの愛着はあるし、次がどうなるかは気になります。第3巻があれば、また軽い気持ちで読んでみたいと思う—そんな可もなく不可もない感じです。
最近登録された他の本の感想
2026年06月01日
ヨルシカのn-bunaが手掛けた「二人称」、これは本当に特別な作品でした。 実は、手紙で構成されている、という時点でどうしても読みたくなってしまって。自営業をしていると、メールが中心で手書きの手紙ってもう珍しいじゃないですか。だからこそ、一通一通の封筒を自分の手で開けながら読む体験って、想像以上に没入感がありました。 詩を書く少年と先生の関係が、単純なやり取りではなくて、その間に隠された感情とか、言葉では表現しきれない何かが層々と積み重なっていく感じ。ヨルシカの歌詞で感じてた世界観が、こうして活字と物理的な体験で立ち上がるのを目撃できるって、本当に素敵でした。 途中から「あ、これどうなるんだろう」って先を急いでしまうほど。でも急いだら勿体ないなって、また最初から丁寧に読み返してます。 本が好きな人にはもちろん、ヨルシカのファンじゃなくても、「読む」という行為そのものを新しく感じたい人にはぜひ手に取ってほしい。そういう本に出会うことって、そう多くないから。
2026年06月01日
映画化の知らせを聞いて、やっぱり読んでおこうと手に取った一冊。正直なところ、こういった「世界からモノが消える」という設定は少しフィクションっぽいなと思っていたんですが、読み始めたら一気に引き込まれてしまいました。 郵便配達員の主人公が脳腫瘍の宣告を受けて、悪魔との奇妙な取引で命を繋ぐという展開。重いテーマなのに、どこか温かみがあるんです。特に猫との関係性が素敵で、自分も自営業で人間関係に疲れることがあるからか、この主人公の葛藤や決断がすごく響きました。 何より良かったのは、消えるモノたちをめぐるエピソード一つ一つが丁寧に描かれていて、読んでいて「あ、これがなくなったら確かに世界は変わるな」と実感させられるところ。映画も気になりますが、この小説の世界観は文字だからこそ伝わる深さがあると思います。久しぶりに、本当に好きだなと感じられた作品でした。
2026年06月01日
辞書を編むという地味だけど奥深い仕事を丁寧に描いた作品ですね。正直、最初は「辞書編集?」と少し躊躇していたんですが、読み始めたら一気に引き込まれました。 主人公の馬締が営業部で変人扱いされていたのに、辞書編集部では その個性がとても輝く場所を見つけるんです。その過程がいいなって思いました。自営業をしている身として、自分の才能が活かされる職場環境って本当に大事なんだと改めて感じます。 何より素敵なのは、個性的な登場人物たちが一つの目標に向かって少しずつ変化していく様子。定年間近のベテランも、若いキャラも、皆が言葉を通じて繋がっていく感じが温かいんです。辞書という地味なプロジェクトを通じて、人間関係が優しく編み上げられていくタイトルの意味も素敵ですよね。 難しい業界知識がなくても読める工夫もされているし、仕事の悩みがある人にもおすすめしたい一冊。疲れた時に読むと、何か前向きになれる力がある本だと思います。
2026年05月06日
直木賞受賞作と聞いて手に取ったんですが、これが本当に面白かった!15世紀フランスという時代設定でありながら、今を生きる私たちにも響く普遍的なテーマが詰まっているんですよね。 特に印象的だったのは、権力に抗う一人の弁護士の覚悟。無一文で孤立無援の王妃を守るために立ち上がるフランソワの姿勢に、自営業をしている自分も勇気をもらいました。自分の信念を貫くって、本当に大変だなって改めて感じさせられます。 歴史小説というと難しいイメージを持ってたんですが、この本は全然そんなことなくて、ぐいぐい引き込まれました。時代背景の描写も丁寧だし、裁判の緊張感も伝わってくる。文庫版なので通勤時間や休憩時間に気軽に読める点も気に入ってます。 義の為に戦うとは何か、権力と個人のぶつかり合いの中で何が見えるのか。そういった深いテーマを、エンタメ性損なわずに描ききった傑作だと思います。こういう本に出会えるから、読書って本当に楽しい。
2026年05月06日
家族ってやっぱりおもしろいな、と改めて思わされた一冊です。 佐和子の周りの人たちって、誰もが独自の理由で家族から距離を置こうとしているんですよね。でも不思議と、その距離感が逆にみんなをつなぎとめているような感覚があって。特に「父を辞める」という父の言葉には、最初は衝撃を受けたけど、読み進めるうちに本当の想いが見えてくる感じが素敵でした。 自営業という立場で仕事をしていると、家族とのバランスって常に課題なので、この物語がすごく他人事に思えなかったんです。誰もが完璧な家族関係を求めているわけじゃなくて、時には一呼吸置く必要があるんだなって。 切なさとぬくもりが同居した文章で、読んでいて心がほわっとなります。ちょうどいい長さの文庫本だし、疲れた日の夜に読むのにぴったり。家族について考えるきっかけをくれる、そういう本が好きです。
2026年05月06日
20巻まで来てしまいました!このシリーズ、本当に好きなんです。最初は異世界転生ものかな?くらいの気軽な感じで手に取ったんですけど、気がついたら毎巻楽しみに待ってるほど。 今巻は春から夏へと季節が移って、その季節感が丁寧に描かれているのが良いなと感じました。プールやアイスという身近だけど素敵な夏の要素が、ファンタジーの世界観とほんわか融合している感じがたまりません。自営業で日々バタバタしてる私からすると、こういう「のんびり」感が本当に癒しになるんですよね。 それからオークションや飛行船といったイベントで、村の世界観がどんどん広がってるのも面白い。キャラクターたちが盛り上がる様子が微笑ましくて、読んでるこちらまで一緒に興奮してしまいます。20巻にしてネタが尽きずにこのペースで続いているのって、本当に構成力があるなって思います。 もう次巻も待ち遠しいです。これからもこのほのぼのした世界観で気軽に楽しませてもらいたい!
2026年05月06日
自営業をしていると、ふと日本の経済がどうやって今の形になったのか気になることがあります。そういうときに手に取ったのがこの本でした。 正直なところ、期待と現実のギャップがありました。タイトル通り経済思想史を扱っているんですが、思想というより歴史的事実の列挙に終始している部分が多いんですよね。名奉行から起業家まで、いろんな人物が登場するのは面白いのですが、それぞれの思想がどう日本経済に影響を与えたのかの繋がりが、個人的には少しもやもやしています。 第二部で西洋からの視点が入るのは興味深いんですけど、ここも表面的なまとめに止まっている感じ。ビジネス書に期待する「へえ、そうなんだ!」という発見が、残念ながら少なかったです。 自営業をやってる身としては、もっと実践的な示唆や、歴史から学べる知恵みたいなものを期待していたので。学術的に日本経済思想の全体像を知りたい人には良いのかもしれませんが、気軽に学べるビジネス書としては、ちょっと重たいわりに得るものが限定的でした。
2026年04月05日
青山美智子さんのシリーズ続編ということで、期待を持って読み始めたんですが、期待通り素敵でした。 月曜日だけ営業する抹茶カフェを舞台に、様々な人生の悩みを抱えた人たちが登場するんです。携帯ショップの店員さんから京都の老舗女将さんまで、登場人物たちのストーリーがそれぞれ丁寧に描かれていて、読んでいて「あ、このキャラクター分かるな」って共感することばかり。自営業をしている身としても、時代に取り残されていく不安感みたいなものにはグッときました。 何が良いかって、誰かの何気ない言葉が誰かの背中を押しているっていう、その繋がりの描き方が本当に素敵なんです。東京と京都が舞台になっているのも、ストーリーに奥行きが出ているしね。 気軽に読める文庫本ながらも心がじんわり温かくなる。仕事で疲れた月曜日の夜に読むのに最適な一冊です。シリーズを読んでなくても楽しめると思いますが、既読なら絶対シリーズ通して読むことをお勧めします。
2026年03月31日
自営業をしていると、つい目の前のタスクに追われて、自分の気持ちなんて後回しにしちゃうんですよね。この本を読んで、そういう日々からちょっと目を逸らす大切さを改めて感じました。 山のペンションを舞台にした連作短編集なんですけど、登場人物たちが皆、何かしら心に抱えている。でも、そこは不思議な場所で、自然に囲まれた静けさの中で、みんなが少しずつ自分の本当の気持ちに気づいていく。その過程が本当に温かくて、読んでいて自分のことも考えさせられました。 著者の世界観がすごく好きで、派手さはないけど心に染みる描写がたくさんあります。一編一編が短いので、忙しい中でも気軽に読み進められるのも魅力。疲れた時、モヤモヤした時に、このペンションのような場所に行ってリセットしたくなる感覚、きっと同じような日々を送っている人なら絶対に共感できると思います。 人生って長いから、こういう「つかの間の休息」も必要なんだなって。そのことを優しく教えてくれる一冊です。
2026年03月28日
最近、パソコン作業が多くなったせいか指の痛みが気になり始めて、この本を手に取りました。正直、手指のトラブルについてここまで詳しく解説された本を読むのは初めてです。 ヘバーデン結節とかブシャール結節とか、名前は聞いたことあるけど実際どんな症状なのかよく分からなかったんですよね。この本は医学的な説明もちゃんとしてくれつつ、実践的な1分ほぐしという簡単なエクササイズを紹介してくれるのが良いです。自営業で忙しい毎日の中でも、「1分」なら続けられそうだなって思いました。 図解が多くて分かりやすいし、症状別のインデックスもあるから、自分の悩みに合わせてピンポイントで対策を探せるのも便利。難しい医学用語ばかりじゃなく、日常生活での注意点も書かれているので、実際に役に立つ情報が詰まっています。 過度な運動は不要という姿勢も、私みたいなタイプには嬉しい。これからの人生、手は本当に大事だから、今のうちから予防・改善を意識しておくのは大切だなと感じました。
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