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トマトリップ(2)

トマトリップ(2)

夏目みや アルファポリス 2013年10月11日

感想

第1巻を読んでいたので、続きが気になって手に取りました。 異世界でトマト栽培という地味だけど魅力的な設定は相変わらず。主人公・莉月のマイペースなキャラクターも好きですし、イケメン王子との掛け合いも割と楽しいです。ただ、第2巻では物語が少し散漫になってきた感じがするんですよね。王都に着いて新しいキャラクターが増えるんですが、彼らの絡みや背景設定が複雑になりすぎて、莉月の「帰りたい」という主軸がぼやけてしまった印象。 自営業で忙しい身としては、サクサク読める気軽なラノベを求めているので、ここまでくると設定の重さが少し邪魔になってきました。もっとシンプルに、莉月のトマト栽培と帰路への奮闘に焦点を当てた展開の方が読みやすかったかな。 それでも莉月というキャラクターへの愛着はあるし、次がどうなるかは気になります。第3巻があれば、また軽い気持ちで読んでみたいと思う—そんな可もなく不可もない感じです。