私たちの読書生活

私たちの読書生活

大島 梢絵

出版社:大和書房 出版年月日:2026/02/11

大和書房 | 2026/02/11

4.50
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

本が好きな人の本棚って、その人の思考回路が見えるような気がしていつも興味津々です。この本はまさにそんな欲求を満たしてくれる一冊でした。 著者が厳選した10人の読書家たちの愛読書と読書スタイルが紹介されているんですけど、みんなが大切にしている本ってほんとうに多彩。同じ本好きでも、時代を超えた古典を読み込む人もいれば、インテリアとして本との付き合い方を大切にする人もいる。その多様性を眺めているだけで、自分の読書の幅を広げたくなります。 特に「今日カバンに入っていた本」という質問コーナーが好きです。ふだん持ち歩く本って、その時期のその人の心理状態が反映されている気がして。自営業の身だからこそ、読書のリズムって自分で作れるんだけど、こういう本を読むと「もっといろいろ試してみたいな」って思わされます。 本を読むことの多幸感と、本のある暮らしの素敵さが詰まった本。読書家の友人にもプレゼントしたくなりました。

感想

読書会を主宰する著者が、本当に面白い読書家たちの本棚と読書スタイルを紹介する一冊。自営業で時間の融通がきく身として、こういう本は本当に参考になる。 各章で登場する読書家たちのアプローチがバラバラなのが良い。ジャンルを超えてストイックに読む人もいれば、インテリアとしての本棚にこだわる人もいる。「今日カバンに入っていた本」といった質問コーナーも素朴で味わい深い。年150冊以上という著者の読書量に圧倒されつつも、無理なく続けるコツが随所に散りばめられているのが秀逸だ。 自分も何十年と本に親しんできたが、こうした読書家たちの話を聞いていると、まだまだ新しい読み方や視点を発見できるんだなと気づかされる。本との付き合い方に「正解」なんてないのだろう。気軽に読める内容ながら、読書という営みへの向き合い方を考え直させてくれる良書。同じ本好きならきっと共感できる一冊だ。

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