和也の本棚
トニカクカワイイ(35)

トニカクカワイイ(35)

畑 健二郎 小学館 2026年3月18日

感想

長く続いている人気シリーズだからと手に取った35巻ですが、正直なところ、ここまで来ると疲れを感じざるを得ません。 竹取物語という古典との繋がりを活かしたストーリー展開は、確かに興味深いコンセプトです。歴史と現在を結ぶというアイデア自体は悪くない。しかし、35巻も続く中で、物語の核となるべき部分が複雑に絡み合い過ぎているような印象を受けました。管理職として資料に目を通すことが多い日々ですが、このマンガを読んでいると、情報の整理が必要になってくるんです。 それでも続いてくれるファンがいるのは、キャラクター人気やこれまでの積み重ねがあるからなのだろう。ただ、新しく読み始める人にとっては、かなり敷居が高い状態になっていると感じます。気軽に楽しむマンガというより、シリーズ追跡者向けの作品になってしまっている。 本来、マンガはもっと気楽に読める娯楽であってほしいんですが、ここまで来ると覚悟が必要です。物語の完結まであと何巻あるのか、それが気になってしまいます。

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