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実用組込みOS構築技法

実用組込みOS構築技法

永井 正武 / 澤田 勉 共立出版 2001年11月7日

感想

組込みOS技術について基礎から学びたいと思い、この本を手に取りました。リアルタイムOSの重要性や基本的な仕組みについては、わかりやすく説明されており、初心者向けとしてはそれなりの価値があります。 ただ、正直なところ、内容としては実務的な応用まで踏み込むには物足りません。試験対策として編まれているからか、理論的な背景に関する説明が浅く、「なぜそうなるのか」という部分で納得しきれないケースが散見されました。またシミュレーション環境が無償版に限定されているため、実際の開発現場での活用を想定すると、別途の学習リソースが必要になるでしょう。 新社会人として技術の引き出しを増やしたい時期に読むなら、入門書としては機能します。しかし、今後より深い知識を求めるのであれば、より専門的な参考書や実例集へのステップアップが避けられないと感じました。基礎を学ぶきっかけには良いですが、ここから先への階段がやや急峻だという印象です。

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