文子の本棚
精霊幻想記 28.魔女の誘惑

精霊幻想記 28.魔女の誘惑

北山 結莉 / 油布京子 ホビージャパン 2026年2月28日

感想

ライトノベルをよく読んでいるので、この「精霊幻想記」シリーズにも手を出してみました。28巻目ということで、もう長く続いているシリーズなんですね。 ただ正直なところ、この巻は少し物足りなさを感じてしまいました。主人公リオとクリスティーナの関係がここまで複雑になってくると、読んでいる側もついていくのが大変です。「死んだはずが生きている」という設定の説明も、すっきり理解できませんでした。 登場人物たちの関係性がどんどん入り組んできて、前の巻の内容もうっすら覚えている程度では、何が起きているのかイマイチぴんとこない部分が多かったんです。若い頃だったら、そういう複雑さも楽しめたかもしれませんが、この年になるとね。シンプルなストーリー展開の方が頭に入ってきやすいです。 新しいキャラクターとの取引というくだりは興味深かったのですが、全体的には展開が急いでいるような感じがしました。もう少しゆっくり丁寧に話を進めてくれると、もっと楽しめたのではないかなあと思います。

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