和子の本棚
感想

世界中で話題になっているというので、つい手に取ってしまいました。文庫版も出ているし、ちょうど読むなら今かなと思って。 正直なところ、最初は「これがそんなに評判なの?」と半信半疑でしたが、読み進めるうちに惹き込まれていきました。砂漠を舞台に少年が宝物を求めて旅をする、シンプルなストーリーなのに、それぞれの出会いや経験から学ぶことの大切さが自然に伝わってくるんです。 55歳になって仕事や人生の転機で悩むことも増えてきた自分にとって、「自分の心の声に耳を傾けることの大切さ」というメッセージは案外心に沁みました。完璧な回答を求めるのではなく、旅の過程そのものが重要だという考え方は、これからの人生設計を考える上で大事な視点だと感じます。 世界1億部という数字にも納得できる、希望と学びに満ちた一冊。流行りだからと敬遠せず、やっぱり読んでみるべき本だったなと思います。

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