三浦の本棚
感想

会社でよく話題に上がっていたので、気になって手に取ってみました。 著者の主張する「多動力」という概念は、確かに現代のビジネスパーソンにとって重要な視点だと思います。複数のプロジェクトを同時進行させ、異なる領域を行き来することで、新しい価値が生まれるという論理は理解できます。 ただ、正直なところ、内容が若干散漫で、具体的なHow toに欠ける印象を受けました。鮮烈な事例や主張は多いのですが、実際の業務にどう応用するかが曖昧です。特に安定志向の強い企業文化の中で働く身としては、「全てを器用にこなせ」というメッセージが、現実的なアドバイスとして機能するのか、慎重に判断する必要があります。 啓発的な部分もありますし、読む価値がないわけではありませんが、期待値より少し下回る仕上がりという感じです。ビジネス書初心者には面白いかもしれませんが、既に複数領域に携わっている人には物足りないかもしれません。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ