社長がつまずくすべての疑問に答える本

社長がつまずくすべての疑問に答える本

田中 修治

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2025/12/22

KADOKAWA | 2025/12/22

3.50
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

経営の実務書を何冊も読んできましたが、この本ほど「腑に落ちる」内容は珍しいです。理由は明確で、著者の田中修治氏が理論だけでなく、実際に直面した失敗や迷いをそのまま記述しているからです。 Q&A形式という構成が秀逸で、資金繰り、人材採用、海外展開といった経営課題を、経営者が本当に悩むレベルで解説しています。私も会社内で経営層に近い立場にいることがあるため、「ああ、このジレンマは確かにあるな」と何度も頷きました。 印象的だったのは、成功例だけでなく、失敗や判断ミスも率直に語られている点。倒産寸前から年商400億へとのし上がった経歴だけを聞くと「特別な才能の持ち主か」と思いますが、本書を読むと「試行錯誤と学習の積み重ね」だったことが分かります。 即座に役立つノウハウというより、経営判断の「考え方」を学べる一冊。会社で新しい事業や組織改革に携わる方であれば、迷った時の相談相手として何度も開くことになるはずです。慎重に本を選ぶ私としても、自信を持ってお勧めできます。

感想

新社会人ということで、仕事の先輩に勧められて読んでみました。正直なところ、期待と現実のギャップが大きかったというのが素直な感想です。 確かに田中会長の経営戦略は凄いし、メガネチェーンを立て直したストーリーは面白いんですよ。でも、Q&A形式だからか説明が端折られている部分が多くて、「なるほど」と納得できる前に次の項目に進んじゃう感じ。新社会人レベルの私でも、もっと掘り下げた内容が欲しいと思っちゃいました。 あと、「社長がつまずく疑問に答える」って触れ込みなのに、正直なところ社長向けの内容がほとんどです。私みたいな新入社員が読んでも「へえ、そうなんだ」くらいで、仕事に活かせるテクニックが見つかりませんでした。もうちょっと階層を意識した構成だったら、もっと幅広い層に役立つ本になったと思います。ビジネス書って難しいですね。

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