FACTFULNESS(ファクトフルネス)

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

ハンス・ロスリング / オーラ・ロスリング / アンナ・ロスリング・ロンランド / 上杉 周作 / 関 美和

出版社:日経BP 出版年月日:2019/01/12

日経BP | 2019/01/12

2.67
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

テレビでも話題になっていたので、つい手に取ってしまいました。世界の現状を数字で冷静に捉え直そう、という主張は確かに説得力がありますね。 ただ、正直なところ、ここまで絶賛されている理由がすべて理解できたわけではありません。大切な視点が詰まっているのは分かるのですが、同じ主張の繰り返しが多く感じられて、途中からは少し退屈してしまいました。 著者が示すバイアスの例や統計データは興味深いのですが、日常生活で実際にどう活かせばいいのか、そこまで具体的には見えてきませんでした。知的好奇心のある方には確実にお勧めできる一冊ですが、私くらいの年代だと、もう少し身近な例があると、もっと心に響いたかもしれません。 世の中の見方をアップデートしたい、という目的なら読む価値はあります。ただ、ベストセラーだからと期待値を高く持つと、肩透かしを食らうかもしれません。

感想

話題の『ファクトフルネス』をようやく読み終えました。これだけ評判が高い本なので、相当な期待を持って手に取ったのですが、正直なところ「あ、そっか」という印象に落ち着いてしまいました。 著者が提唱する10のインスティンクト(本能)を認識することで、世界を正しく見つめることができるという主張は理にかなっています。私たちがいかに偏った認識で物事を判断しているかという指摘は有益ですし、具体的なデータと事例が豊富に示されているのも良い点です。 ただ、全体として「世界はより良くなっている」というメッセージが一貫しており、若干の楽観主義が感じられます。主婦として日々の生活に直結する部分での教訓が少なく、むしろマクロな世界観の修正に重きが置かれているように思いました。 訳文はこなれていて読みやすく、構成も丁寧です。内容自体も間違っていません。ただし、この評価の高さに対しては、個人的には「なるほど、そうなんだ」どまりで、自分の思考や行動を大きく変えるほどの衝撃は受けませんでした。良い本ですが、自分にとって必読かと言われると、それほどではないというのが正直な感想です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ