ある編集者の主観
サンクチュアリ出版 | 2026/03/05
みんなの感想
編集者という職業を通じて見える人間関係や仕事の本質について、これまで言語化されてこなかった視点が多く盛り込まれている。小寺智子のこのエッセイは、単なる成功論ではなく、むしろ人生の選択肢を増やす思考法の提示という点で優れている。 フリーランスとして自分の仕事に向き合う身として、特に「在りたい自分」と「在りたい人間関係」についての考察は深く響いた。著者が数々のベストセラーを生み出す過程で学んだことが、押し付けがましくなく、でいながら説得力を持って綴られている。SNSで拡散されている言葉の背景にある思想がより立体的に理解できる。 何より印象的だったのは、著者が完璧な成功者ではなく、試行錯誤を重ねた実践者として書いている点だ。40代の読者として、人生の後半戦をどう生きるか、仕事と人生をどう統合するかを考え直すきっかけになった。経営者層や意識の高いビジネスパーソンだけでなく、自分のキャリアに悩むすべての大人に読む価値がある一冊。
話題のヒットメーカーによる初の著書ということで、期待を持って手にしました。『命の燃やし方』や写真集の編集を手がけた小寺智子氏の人生観が詰まったエッセイです。 SNSで多くの人を勇気づけてきた著者だけあって、各章で綴られる仕事観や人間関係に関する考察には、確かに共感できる部分が多くあります。特にキャリア形成やパートナーシップについての章では、管理職の自分としても参考になる視点がありました。 ただ、正直なところ、期待していたほどの深さや新しさは感じられません。エッセイとしては読みやすくまとまっていますが、既存のビジネス書や自己啓発本で見かけるような内容が多く、著者独特の視点や経験に裏打ちされた具体的な事例がもう少し欲しかった。編集者としてのユニークな立場から語られる、より専門的・実践的な知見があれば、より引き込まれたと思います。 流行を追いかけるなら読む価値はありますが、深く考えさせられるような一冊をお探しなら、別の本を検討してもいいかもしれません。
SNSで話題になってるのを見かけて、気になって手に取った一冊です。編集者の視点から人生について語るなんて、どんな内容なのかドキドキしながら読み始めたんですけど、想像以上に良かった。 小寺智子さんのエッセイは、ベストセラーを生み出してきた人ならではの視点で書かれていて、単なる自己啓発本とは違うんです。仕事観とか人間関係とか、読んでいて「あ、私もこういう悩みあるな」って思う部分がたくさんありました。特に「在りたい自分」についての章は、ぼんやりとした迷いの中にいる今の私にとって、すごく心に残りました。 文章も読みやすくて、エッセイ特有の親しみやすさがあるから、気軽に読み進められるのが良い。重すぎず、でもちゃんと考えさせられる。大学生の今だからこそ読むべき本だなって思います。人生の選択肢をどう考えるか、どう行動するか、そういうヒントが詰まってます。
SNSで話題の小寺智子さんの著書ということで、どんな内容なのか気になって手にとってみました。 ベストセラーを数多く世に送り出してきた編集者という立場から、どうやって人の心をつかむ企画を生み出すのか、その秘訣が垣間見えるのかと期待していたのですが、実際はもっと人間的で温かい内容でした。仕事のテクニックというより、小寺さん自身の人生観や価値観、そしてそれがどう形成されたのかという背景が丁寧に綴られています。 公務員という立場で日々ルーティンをこなしていると、つい「在るべき姿」に自分を無理やり合わせていないかと反省させられました。本書を読んでいると、自分がどう在りたいのか、何を大切にしているのかをあらためて考える時間が生まれます。 押し付けがましくなく、むしろ静かに寄り添うような文体だからこそ、余韻が残るんだと思います。仕事で悶々としているときや、人間関係でモヤモヤしているときに、ぱらぱらと開いて読み返したくなる一冊になりました。
SNSで見かけた小寺智子さんの言葉に惹かれて手に取った一冊。多くのベストセラーを手がけてきた編集者が、自分の人生観や仕事観をどう綴るのか、そこが気になっていました。 読んでみると、とても自然な語り口で心に入ってくるんです。編集者としてのキャリアの中で学んだことを、押し付けがましくなく、むしろ一人の人間としての思考の過程を教えてくれている感じ。エンジニアの仕事をしていると、数字や効率ばかり追い求めてしまう傾向があるんですけど、このエッセイを読むと「そういう見方もあるな」と視点が広がる瞬間が何度もありました。 特に仕事とプライベートのバランスについて書かれた部分は、同じ女性として、同じ職場で働く人間として参考になりました。ただしエッセイ全体としては、少しスピリチュアル寄りな部分も感じたので、そこまで深い洞察を求めている人だと物足りないかもしれません。でも気軽に読むエッセイとしては、本当に良い一冊。休日にコーヒーを飲みながらゆっくり読み進めるのにぴったりです。
出版業界で数々のベストセラーを生み出してきた編集者の手による初のエッセイ。この本は、私のような普通のサラリーマン人生を送ってきた者にとって、なかなか考えさせられる内容でした。 小寺智子氏の言葉から感じられるのは、押し付けがましくない優しさです。人生観や仕事観について述べられていますが、決して「こうあるべき」という説教くささがない。むしろ、読んでいて「そういう見方もあるんだな」と、自分の人生経験と照らし合わせながら考えることができました。 編集者という立場から見た人間関係やキャリアの話は、現在嘱託社員として働く身にも響くものがあります。仕事における選択肢や在り方について、改めて考えるきっかけをもらった気がします。 適度な長さで読みやすく、一気に読んでしまいました。人生の後半戦に入った今だからこそ、こういう本が心に落ち着きをもたらしてくれるのだと感じます。同世代の方々にもお勧めできる一冊です。
話題の編集者による初著作ということで、どんな人生観を語るのか気になって手に取ってみました。 ベストセラーを数多く手がけてきた小寺智子氏のエッセイということで、仕事の現場での気づきや人間関係の築き方について、もっと具体的で深い洞察があるのかなと期待していたんです。でも読んでみると、全体的にSNSでの発信をまとめた感じで、既に彼女のSNSをフォローしている人なら目新しさは少ないかもしれません。 ただ、人生観や死生観などについては、わりと素直で誠実に語られていて、読んでいて心が少し温かくなる部分はありました。特に仕事とプライベートのバランスについて考えさせられるところもあります。 主夫の自分としては、キャリアと家庭の両立について考える視点が参考になるかなと思いました。ただ、全体としては「いい話だな」で終わってしまう感じで、もう一歩深掘りがあれば良かったなという印象です。気軽に読める本を探している人には悪くない一冊だと思います。
編集者という舞台裏の人間が書いた本だからこそ、これほどまでに説得力があるのだろう。小寺智子氏のエッセイを読んでいると、数々のベストセラーを生み出してきたセンスの源泉が見えてくる気がする。 教員という職業柄、私も日々たくさんの人間関係の中で「どう生きるか」「どう働くか」を問い続けている。その点で、本書に綴られた人生観や仕事観は非常に参考になった。特に印象的だったのは、著者が「在りたい自分」へのアプローチを、理屈っぽくなく、でいながら深く考えているところだ。 SNSで話題になっているのも納得できる。難しい理屈をこねるのではなく、実際の経験と思考から紡ぎ出された言葉だからこそ、読んでいて勇気づけられるし、自分の人生を少し違う角度から見つめ直せる。 気軽に読める本でありながら、読み終わった後には何かが変わっている。そういう良質なエッセイはなかなかない。仕事で疲れた時や、人間関係に悩んだ時に、そっと手に取りたい一冊になった。