チボー家の人々(3)

チボー家の人々(3)

ロジェ・マルタン・デュ・ガール / 山内義雄

出版社:白水社 出版年月日:1984/03/01

白水社 | 1984/03/01

4.33
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

フランス文学の古典って難しそうなイメージだったけど、これは思ったより引き込まれた。チボー家の人間関係が複雑に絡み合ってて、まるでドラマを見てる感じ。3巻目ということで登場人物たちの関係が深まってるし、ここまで来ると各キャラの背景とか心情が気になって仕方ない。 特に良かったのは、一つの家族の日常の中で、時代の流れとか社会の変化が自然に描かれてるところ。歴史の教科書みたいに堅くなくて、人物たちの生活を通して時代が見えてくるんだよね。恋愛や家族の葛藤とか、今でも通用するテーマばっかだし。 ページ数も新書版でちょうどいい長さだから、漫画ばっかり読んでる自分でも読み切れた。文体も古い作品なりに読みやすく工夫されてる感じ。ただ登場人物が多めだから、時々「あ、この人誰だっけ?」ってなるのは難点かな。でも全体的には満足。続きが気になるし、このシリーズ続けて読みたい。

感想

「チボー家の人々」第3巻を読み終わりました。慎重に購入を決める性質なので、事前にレビューをかなり調べてから手に取ったのですが、期待通りの面白さでした。 この巻では、これまでのストーリーの積み重ねの上に、家族の関係がより複雑に、そして深く描かれていく様子が印象的です。登場人物たちの思いや考えが時に矛盾し、時に絡み合う様子が、本当に人間らしくて素敵だなと感じました。主婦として、家族関係や世代間の違いについて考えさせられることも多いです。 新書という手軽なフォーマットなのに、内容の密度がしっかりしていて、読んでいて充実感があります。ただ、やはり第1巻から順に読んでいることが重要だと感じます。この物語の層の厚さを味わうには、積み重ねが大切だからです。 これからの巻も続けて読みたいという気持ちになりました。時間をかけてゆっくり読み進めたい作品です。

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