君は冥土様。(11)

君は冥土様。(11)

しょたん

出版社:小学館 出版年月日:2026/03/12

小学館 | 2026/03/12

3.67
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

シリーズ11巻目ということで、すっかり続きが気になる存在になってる作品です。今回は親子の関係がテーマになってるようで、それまでのほのぼのとしたメイド日常から一転、重めのドラマが展開されるんですね。 正直なところ、アクションシーンの迫力は相変わらず。殺し屋出身のキャラクターが関わる戦闘は見応えがあります。ただ、親子関係という感情的な部分との組み合わせが、私としてはちょっと食い合わせが悪く感じてしまいました。家族の葛藤とメイドとしての成長物語のバランスが、この巻ではやや摑みどころのない印象。 キャラクターたちへの愛着はあるし、次巻への繋ぎ方も上手なので続きは読みたい。ただ、この11巻単体としては「あ、そっか」くらいの感じで、特別心に残るものはなかったかな。シリーズを追ってる人なら問題なく楽しめると思いますが、一度立ち止まって深呼吸してから次を読みたい気分ですね。

感想

このシリーズは序盤から気になっていたんですが、ようやく11巻まで追いかけました。正解だったと思います。 元殺し屋のメイド・雪と高校生・人好の関係性がこんなに温かく成長していくとは…。序盤の殺伐とした設定からは想像できない雰囲気になってますね。それでいて、今巻は人好の父親との関係という重い題材に向き合う展開で、単なるほのぼの漫画じゃないんだなと改めて感じました。 個人的に一番驚いたのはアクションシーンの迫力です。100年規模の家族間の葛藤がバトルを通じて表現されるって、こういう描き方があるのかって新たな発見。作画もクオリティが高くて、激しい戦闘シーンも読みやすい。 新社会人として人間関係について色々考えることが増えた時期だからか、親子の絆や家族を改めて作ろうとする話が心に響きました。エンタメとしての面白さと感情的な深さが両立している作品だと思います。迷ってる人がいたら、ぜひ最初から読んでほしい一作です。

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