マスカレード・ホテル

マスカレード・ホテル

東野 圭吾

出版社:集英社 出版年月日:2011/09/01

集英社 | 2011/09/01

3.50
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

東野圭吾の最高傑作という触れ込みで手に取りましたが、期待値が高すぎたのかもしれません。 確かにホテルを舞台にした設定は新鮮で、潜入捜査という枠組みも面白い。序盤から中盤にかけては「1行たりとも読み飛ばせない」という謳い文句の通り、引き込まれていました。しかし後半に進むにつれて、トリックの仕掛けが少々牽強付会に感じられてきたのです。 細部の設定にこだわる私のような読み手にとっては、事件解決の論理が若干の無理を強いているように思えました。また、登場人物の心理描写も、キャラクターによってムラがあるような印象を受けます。 決して悪い本ではありません。むしろ、多くの読者にとっては十分楽しめる傑作なのでしょう。ただ、慎重に選書する私の基準では、若干の物足りなさが残りました。東野作品をこれまで何冊か読んできましたが、個人的には他の作品の方が満足度が高かったという、ひとえに好みの問題かもしれません。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ