FROG AND TOAD ARE FRIENDS(H)

FROG AND TOAD ARE FRIENDS(H)

ARNOLD LOBEL

出版社:HARPERCOLLINS USA 出版年月日:1970/01/01

HARPERCOLLINS USA | 1970/01/01

3.00
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

子どもの頃に読んだ記憶がおぼろげにあったから、改めて手に取ってみました。カエルとヒキガエルの友情の物語、という触れ込みはシンプルだけど、大人が読み返すと違う視点が見えるかな、と期待していたんです。 読んでみて思ったのは、やはりこれは児童文学なんだということ。友人を思いやる気持ち、困ったときに助け合う大切さ——そういった基本的で純粋なメッセージが丁寧に綴られています。悪くない、むしろ良い物語です。ただ、大人が読む分には、その素朴さがちょっと物足りなくも感じてしまいました。 エンジニア的に言うなら、シンプルでバグのないコード、みたいな感じでしょうか。機能的で正確だけど、特に驚きや感動があるわけじゃない。子どもに読み聞かせたり、プレゼントしたりするには最適だと思います。でも自分自身の読書の時間として選ぶなら、もう少し複雑な感情や奥行きのある作品に惹かれるかな。児童文学の枠組みの中では完成度高いんですけどね。

感想

孫たちへの読み聞かせ用に手に取った一冊です。蛙と蛤蟠の友情を描いた短編集で、とても素直で温かみのある物語だなという印象を受けました。 絵本的な構成で、各章が独立した小話になっているので、寝る前にちょうど良い長さ。蛙が病気の時に友人が支えるエピソードなど、友情の大切さを自然に伝える内容は、今の時代に子どもたちに読ませるにはいいかもしれません。 ただ、正直なところ、大人の読者としては少し物足りなさを感じてしまいます。話の展開が予測可能で、深い考察や意外性に欠ける。翻訳ものということもあって、若干の違和感もありました。英語の児童文学として評価すれば、きちんと作られた良い本なのでしょうが、私のような年代の読者が楽しむには、もう少しひねった要素が欲しかったというのが正直な感想です。 嘱託の仕事の合間に、気軽に読む分には悪くない一冊。でも、特別な感動を求めるなら、別の作品を探された方がいいかもしれません。

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