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パンどろぼうとさすらいラーメン

パンどろぼうとさすらいラーメン

柴田 ケイコ KADOKAWA 2026年9月16日

感想

シリーズものなので期待を持って手に取ってみました。前作の「パンどろぼう」は子どもの頃の優しい気持ちを思い出させてくれる素敵な作品だったので、今回もそのような温かみがあるのかなと思いながら読み進めました。 ただ、正直なところ、今作は「可もなく不可もない」というのが率直な感想です。パンとラーメンという一見面白そうな組み合わせなのですが、ストーリーの展開が少し予想通りというか、新鮮さに欠ける感覚が否めません。キャラクターたちのやり取りは相変わらず愛らしいのですが、物語全体に深みや驚きが少なく感じました。 大人になると仕事や日常の忙しさで、ついつい効率的な楽しさを求めてしまいますが、この作品からはそこまで心を掴まれることがなかったというのが正直です。子どもが読むのであれば十分に楽しめる内容かもしれませんし、シリーズファンであれば満足できるのかもしれません。ただ、久しぶりに手に取った大人の読者としては、少し物足りなさが残ってしまいました。

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