銀河鉄道の夜
角川春樹事務所 | 2011/04/01
みんなの感想
宮沢賢治の代表作とされているこの作品、これまで敬遠していたのですが、思い切って読んでみました。 正直なところ、児童文学という先入観があったので、大人が読むにはどうなのか不安でした。しかし実際には、表面的な物語の奥に、人生や死、幸福についての深い思索が隠されていて、39年生きてきた今だからこそ共鳴する部分がたくさんあります。 主人公の少年ジョバンニが銀河鉄道の夜行列車で見る光景は、不可思議でありながらも哀しく美しく、読んでいて思わず立ち止まってしまう箇所が何度もありました。自分の人生経験を重ねながら読み進めると、この作品が伝えようとしていることの奥深さが感じられます。 ただし、表現や描写が独特で、最初は世界観に入り込むまで少し時間がかかるかもしれません。それでも、丁寧に読み進める価値は十分にあります。人生に迷ったり、疲れたりしているときに特に、この作品が何かを語りかけてくるような気がします。 新しい視点を与えてくれた一冊として、大切に手元に置いておきたいと思います。
久しぶりに宮沢賢治を読み直してみました。学生時代に一度読んだきりだったので、大人になった今どう感じるか気になってたんです。 正直なところ、最初は少し難しく感じました。独特の文体と世界観に慣れるまで時間がかかりましたね。ただ読み進めていくと、その不思議な魅力に引き込まれていきました。主人公の少年がたどる列車の旅は、単なるファンタジーではなく、何か深い問いかけを含んでいるような気がします。 公務員という日々の定型的な仕事をしていると、こういった想像力をかき立てられる作品に出会うのは貴重だと感じます。読了後しばらく、登場人物たちのやり取りが頭に残りました。それぞれのエピソードが象徴的で、考えさせられることがたくさんあります。 文庫本のサイズ感も良く、通勤時間に少しずつ読むのに最適でした。昔読んだときとは違う解釈が生まれたのも、大人になったからこそだと思います。時間が経ってから改めて向き合う価値のある傑作だと思いますよ。
話題の作品だから読んでみたんですけど、正直期待と違いました。古典って聞いてたので面白いのかなって思ったんですけど、ページを進めるのが結構つらくて…。 描写が難しいというか、今の時代とズレがある感じがして、登場人物たちが何を考えてるのか理解しにくかったです。漫画とか普段読んでるやつと全然違う表現方法だから、頭に入ってくるのに時間がかかりました。 あと、物語の進み方がモタついてるというか、何が起こってるのか掴みづらくて途中で飽きちゃいました。話題の作品だからきっと面白いはずって思い込んで読み始めたのが悪かったのかな…。 古典が好きな人には良いのかもしれないけど、私みたいに現代の作品に慣れてる読者には合わないと思います。クラスでもこの本について話題になったことないし、やっぱり今の高校生にはウケる作品じゃないのかなって感じました。