American Muscle Cars 2026 Mini Wall Calendar
Willow Creek Press WILLOW CREEK PR 2025年1月1日
孫がアメリカンカーに興味を持ち始めたので、ちょっと目を通してみました。懐かしいマッスルカーたちが月替わりで紹介されるミニカレンダーですね。 1970年代のダッジ・チャージャーやポンティアック・ジャッジなど、昔テレビで見かけた豪快な車ばかり。写真の質は悪くなく、毎月楽しめるかなという感じです。ただ、カレンダーとしての実用性を求めるなら、月間スケジュール欄がもっと広いといいなと思います。あくまで写真を飾って楽しむメインの用途になってしまいます。 私みたいな年代だと、こうした古い車を眺めるのは懐かしさもあってそれなりに良いんですけど、デザインが昭和っぽいというか、現代的な洗練さが欠けているのが惜しい。壁に貼って「ああ、こんな時代もあったな」と思う程度のお付き合いになりそうです。孫とは話のネタになるから、まあ悪くはないかな。
最近登録された他の本の感想
2026年07月31日
定年も近いこの歳になると、世の中の大事件がどうやって世間に明かされるのか、そういうところに興味が湧いてくるんですね。この本はニクソン大統領の不正を追う二人の記者の活動を描いたものですが、読み始めたら一気に引き込まれてしまいました。 何十年も前の事件とはいえ、今読んでも色褪せない緊迫感があります。二人の若き記者が、権力の壁に立ち向かいながら真実を求めていく過程が、じつに丁寧に描かれているんです。どうやって情報を集めて、誰を信頼するのか、そういった判断の連続が物語を通じて伝わってくる。 文庫版だから気軽に読める点も気に入っています。嘱託の仕事から帰ってから、少しずつ読み進めるのにちょうどいいボリューム感です。記者たちの地道な取材活動を追うなかで、自分も一緒に真実を探している感覚に陥ってしまう。そういう引き込まれ方が、いい本の証拠だと思います。ジャーナリズムの力を改めて感じさせてくれる一冊でした。
2026年07月25日
最近、孫がPixel 10を使ってるのを見て、自分も買ってみたんですよ。でも説明書だけじゃよくわからなくて、この本を手にとってみました。 正直なところ、スマートフォンの解説書って難しいイメージを持ってたんですが、この本は違いました。フルカラーの画面写真をたっぷり使ってるので、実際の操作と本の説明がぴったり合う。目が疲れやすくなった年代にはありがたいですね。 特に良かったのは、AIのGeminiを使った機能の説明。最初は何が便利なのかピンとこなかったんですが、この本を読むと「ああ、こういうことか」と納得できます。文書の要約や音声文字起こしなんて、これまでは考えもしなかった機能。自分の使い方だと確実に活躍する場面がありそうです。 少し欲を言えば、もう少し初心者向けの基本的な部分を厚くしてほしかった気もします。でも全体的には、この世代でも十分に使いこなせるようになる、良い入門書だと思いますよ。
2026年07月25日
このシリーズもついに11巻。毎回楽しみに読んでいるんですが、今回も期待を裏切りませんでした。 山暮らしという題材だけで十分興味深いのに、登場人物たちの関係が深まっていくのが実にいい。佐野さんと山唐さんの交流が増えてくるあたり、読んでいて微笑ましくなります。田舎での人間関係ってこういうものだなと、こちらもほっこりさせられました。 そして何といっても、ニワトリにトラネコ、そして今回登場する巨大な「もふもふたち」。動物たちのキャラクターが実に活き活きしていて、彼らの行動が話の要になっているところが秀逸です。淡水魚釣りや中華料理のシーンなど、細かな日常の積み重ねが作品の味わいになっているんでしょう。 嘱託社員で毎日せわしない生活をしているからこそ、こういった山暮らしのスローライフ描写に心がときめくんです。残暑の季節を楽しみきる佐野たちの様子を読んでいると、自分もそういった時間を持ちたくなります。書き下ろし短編も含めて、のんびり読む一冊としてお勧めです。
2026年07月20日
麻雀仲間が「手牌読みで差がつく」と勧めてくれたので、手にとってみました。正直なところ、牌効率や押し引きは何年か打ってりゃ自然と身につくもんだと思ってたんですが、この本を読んでハッとしました。相手の手の内を読む技術って、ここまで体系的に学べるんですね。 著者が40個の法則に絞って、それぞれの信用度や実戦での使いどころを丁寧に説明してくれているので、理屈としてすんなり入ってくる。マンガ形式だから読みやすいし、途中の著者イラストもクスッと笑えます。例題を解きながら進めていくので、ただ読むだけじゃなく実際に考えるクセがつく感じです。 一度だけじゃなく何度も読み返して身につけるタイプの本だと思います。実際、一読目は「へえ、そんなもんか」くらいでしたが、二度目三度目で「あ、あの局面ってこの法則が使える」みたいに気づくことが増えました。気軽に楽しむ麻雀ですが、こういう工夫ができるようになるのは嬉しいですね。ちょっと上達したい人にはいい本だと思いますよ。
2026年07月18日
仕事もひと区切りついたこの頃、昔から気になっていた『異邦人』をようやく手に取りました。文庫本の扱いやすさもあって、通勤電車の中での読書にぴったりでしたね。 はじめは主人公ムルソーの行動の不自然さに戸惑いました。常識的な人間らしい反応がない。でも読み進むうちに、その「ズレ」こそが作品の核なのだと気づかされます。論理的で秩序立った世の中が、実は不合理で矛盾に満ちているんじゃないか。そんなことを考えさせられました。 カミュの思想は難しいと思っていたのですが、この物語の構成は意外とシンプル。だからこそ心に残るのかもしれません。人間とは何か、生きることの意味とは何かを問い続ける作品。六十を過ぎて読むと、妙に胸に響くものがあります。 古典だからと敬遠するのはもったいない。時間をかけてゆっくり噛み砕きながら読む価値のある一冊だと思いました。
2026年07月09日
最近の若い人たちがSNSにどっぷり浸かっている様子って、ニュースでもよく見かけるけど、この本を読んでようやくその心理がわかった気がする。主人公ナナコの転落の様子が本当にリアルで、恐ろしいほど。 人間って誰しも認められたい、褒められたいという欲求があるんだね。それ自体は悪いことじゃないと思うけど、顔も見えない相手からの言葉で埋めようとするから危ない。ページをめくる手が止まらなくなるほど、ナナコがどんどん深みにはまっていく様が生々しく描かれてる。 世の中の親たちも、子どもたちがこういう危険と隣り合わせにいるんだってことを改めて認識するべきだと思う。かくいう私たちの世代にも教訓になる。誰もが陥る可能性のある落とし穴を、ここまで見事に描いた作品を読めて良かった。重くなりすぎず、グイグイ引き込まれる構成も上手い。若い世代はもちろん、大人にこそ読んでほしい一冊だ。
2026年07月06日
定年前のこの歳になって、こんなに一気読みしてしまった本は久しぶりです。『火車』、本当に素晴らしい。 失踪した女性の謎を追う刑事の視点で物語が進むんですが、最初は婚約者がなぜ逃げたのか、その理由が気になってぐいぐい引き込まれていく。ページをめくる手が止まりませんでした。自分の人生経験があるからか、登場人物たちの背景にある事情が身にしみて理解できるというか、人間の弱さや絶望みたいなものがリアルに感じられたんです。 特に印象的だったのは、カード会社や借金という現代社会の問題を通じて、一人の女性がどういう人生を歩んできたのかが少しずつ明かされていくところ。ミステリーとしての面白さと、人間ドラマとしての深さが両立している。派手な展開はないけれど、その分、真実にたどり着いたときの衝撃が大きい。 文庫本という気軽さで読み始めたのに、山本周五郎賞受賞作というのも納得です。還暦を過ぎた今だからこそ、この作品の良さが余計に分かるのかもしれません。おすすめできる一冊です。
2026年07月05日
大谷翔平選手で有名になった中村天風という人物について、ちょっと興味を持って手に取ってみました。明治生まれの思想家の教えを現代的な悩みに絡めて解説するという構成は、なかなか工夫されているなあと思います。 本書は「考え方」「Q&A」「実践」という三部構成で、分かりやすく整理されているのが良いですね。「心ひとつの置きどころ」といった天風の名言も、なるほどと納得できるものばかり。定年を迎えた身としては、人生観を改めて考える参考になりました。 ただ、正直なところ、特に目新しい発見があったかというと、そこまでではないというのが本音です。世間一般で言われている「ポジティブに考えましょう」「人生は自分次第」といった教えが、天風の言葉を通して改めて述べられている感じで、既に知っていることばかりという印象も拭えません。 悩める現代人に向けた問答コーナーは読みやすく参考になりますが、もう少し深掘りした内容があれば、もっと満足度が高かったと感じます。軽く読める自己啓発本をお探しでしたら、無難な一冊だと思いますよ。
2026年06月30日
文庫本で気軽に読めるということで手にしたのですが、思いのほか心に残る作品でした。大阪万博という懐かしい時代設定も良かったんでしょう。叶わなかった恋という誰もが心のどこかに抱えているテーマを、二十数年という長いスパンで丁寧に描いているんです。 若い頃に失った愛する人のことを、その後の人生でずっと引きずってしまう。そういう切実な思いが、あますところなく綴られています。読んでいて、自分もかつて経験した後悔や未練が甦ってくるようでした。重い話なのに、なぜか最後まで一気に読めてしまう力強さがあります。 年を重ねた今だからこそ、こういう究極のラブストーリーの良さが理解できるのかもしれません。人生すべてが思い通りに進むわけではないこと、そしてそれでも前に進んでいくしかないことが、そっと心に届く。涙が出そうになりました。気軽に読める文庫という形式も、こういう深い内容だからこそ、多くの人に届きやすいんだろうなと感じます。
2026年06月15日
この シリーズ、気がつけば第3巻まで来てしまいました。もう すっかり虜ですね。 蜘蛛をテイムして糸で裁縫というユニークな設定が、こんなに面白く展開していくとは思いませんでしたよ。主人公リリィの成長ぶりが本当に気持ちいい。港町での新しい技術習得、王都での華やかな活動、そして巻き込まれてしまう国家間の問題——どれもが自然に、そして魅力的に結びついている。 何より素晴らしいのは、登場人物たちが皆、それぞれに個性的で、親しみやすいこと。蜘蛛のタラトが進化するくだりなんかは、本当にほほえましい。こういう何気ないエピソードが、この物語の温かさを引き立てているんでしょう。 嘱託の身で、気軽に読める小説を探している身としては、このシリーズはぴったり。難しく考えずに、物語の世界に浸れる気楽さがいい。次の巻も楽しみで、つい手が伸びてしまいそうです。
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