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小さなひとり暮らしのものがたり

小さなひとり暮らしのものがたり

みつはしちかこ 興陽館 2022年8月16日

感想

「小さな恋の物語」の作者 みつはしちかこさん 81歳でまだまだ現役で漫画を描いて いらっしゃるようだ。 子供さんたちは独り立ちされ ご主人を亡くされ今はマンションで ひとり暮らし 歳をとってできなくなってきた事も 多いけれど毎日の暮らしをなんでも おもしろがる気持ちと想像力で 楽しく過ごされている様子。 「私は本当に80年も生きて きたんだろうか? 自分では中身はちっとも変わって ないと思っている」 そうなんですよね、昔は大人になると もっと頭の中も大人になると思って いたのに結局は還暦を過ぎても 若い頃とさほど中身は変わってない 80歳を過ぎてもやっぱり 変わらんもんなのね。 お付き合いのあった漫画家さんや 小説家さん(森村桂が出てきたのには驚いた) とのエピソードや、高校時代からの 友達との交流。 結構クセが強めな人ともうまくやっている ちかこさん 「一番心に優しい生き方は 期待しないこと」 なるほどなぁー でも期待しないことは 信頼してないとは違うんじゃ ないかなとは思う。 ちかこさんによると 趣味があるかないかが 残りの人生を楽しめるか どうかの分かれ道 ということで近年になって コーラスを始められたらしい そのフットワークの軽さと チャレンジ精神の旺盛さには驚くけれど ひとり暮らしになって人と喋ることが 少なくて声が出づらくなり声帯を鍛える ためでもあった様子。 たしかにね、人と喋らないと 声帯の筋力って衰えるんですよ。 筋肉はいくつになっても鍛えられる らしいですよ。 そしていつまでたってもいろんなことに 片思いをして、 ときめくことを忘れない って大事だわ 人生の楽しみ方が詰まった本でした。

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