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感想

「孤独」に憧れる小学3年生の渦原琴子、通称「こっこ」 しかし彼女の家は大家族、三つ子の姉に父と母、祖父に祖母。 「孤独」とは対局にあるような環境なのだ。 変わった人のオンパレードだ。 人と違うことに並々ならぬ憧れを抱いているこっこ。 平凡な姉もちょっとおバカな父と母もこっこの琴線には触れないのだが 唯一祖父だけは一目置いている。 学校ではベトナム人で難民のグックンに憧れ、吃音が激しい幼馴染の ぼっさんに尊敬の目を向け、朴くんの不整脈にも 香田めぐみの「ものもらい」にも憧れる。 ものすごいパワーと生命力の強さを感じるこっこ。 ストーリーは日常の中で起きるちょっとした出来事の範囲を 超えないのだけれど、こっこはもちろんのこと、ノートの表紙に 描かれた蟻を見て刺繍したい!と熱烈に思う手芸部に 属する姉やその部長も可笑しすぎて大好きになる。 こっこの毒舌ぶりも笑える。 しかし、家族から溺愛されすぎると逆に孤独を求める ものなのか? そういえばうちの末娘も毎日毎日 かまいまくられて辟易していたな。(笑)

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