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きまぐれな夜食カフェ

きまぐれな夜食カフェ

古内一絵 中央公論新社 2017年11月21日

感想

人生いろいろ、悩みも色々、 人を妬んだり羨んだり あるある、私はありますよ シャールさんの言葉が いちいち心に刺さるんですよ。 誰だって 本音だけでは生きてけない そんなに甘くはない 素顔を隠して生きてくことだって ありですよね。 マカン・マランの常連の人達が脇役として 登場すると、知ってる人に出会ったみたいで とても嬉しい。 雑誌のライターとして前作でも 登場していたさくらが 「雇われライターの自分にはクライアント 求めるようにしか記事はかけません」 って落ち込んでいても シャールさんの美味しい料理で前向きに なっていくんですよね。 あーでも確かに、雑誌やテレビの対談とかでも 不自然なほど持ち上げられる人がいたり それ聞かんとあかんのか? なインタビューだったりすることがあるんだけど きっとスポンサーや連盟の意向だったり するのだろうな。 寄らば大樹の陰とばかりに 取り入っているライターや 写真家もいたりするしね。 色んな人がいて いろんな考え方や生き方があって いいんですよ、でも 自分が何を守りたいかって ことなんです 「居場所なんて どこかに無理やり 見つけるものじゃないのよ 自分の足でしっかりと立っていれば、 それが自ずとあなたの居場所になるの」 っていうシャールさんの言葉 このお話に出てくるすべての人に 共通する言葉のような気がする。 仮面夫婦である夫の浮気で離婚することになった燿子 セレブな生活が幸せなものではないことはすぐ 分かったがシャールさんとのかかわりはどこなんだ? と思っていたら、そうですか、そういうことでしたか! まさか、こんなにスキッと爽快な展開になるとは 思わなかった 最高だわ、御厨(みくりや)先輩! 「いくら準備をしたところで何もかもが 計画通りに行くわけじゃない 瓢箪から駒 それが人生ってもんじゃないかしら」 この言葉、名言中の名言じゃないですか!! 心の掛け軸に太筆ででっかく書きましたよ そう誰にだって先のことなんてわからない 大事なのは今を上機嫌に過ごすこと。 静かな静かな夜の夜食カフェ 読んでるだけでもう私は胸が一杯になるのです

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