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感想

戦争が終わって丸三年が過ぎた頃 秋田県にある小さな村で、一人の女児が生まれた から始まる物語 若くて貧しい 自分で自分の子供を育てられなくて 手を離してしまった母たち。 次から次へ展開が早くて 謎が膨らんで、一体どういうこと?? と飽きさせない。 なんとなく先は読めるんだけれど 過去と現在が交差しつつ2転3転しながら 事件の真相へと近づいていくあたり 読みだしたら止まらない。 湯川先生の出生や家族のことにも 触れられて、ああそうだったのね そんな背景があったのね、と驚く 出生の秘密とかDVとか なかなかに重いテーマではあったけれど 読みやすい文章であっという間に読んでしまった。 物理学がどうとか トリックがどうとかってなると ちょっと物足りない感は否めないが 今回は心理描写と言うか人間ドラマが 中心になっているのだろうか。 どういう犯行の仕方であったとかって いうトリックにあっと驚くのもミステリーもの としての醍醐味なんだけれど どうしてそうなったのかって言う動機に 説得力がないと白ける DV野郎に生きる資格なし!な 東野圭吾、さすがです。 東野圭吾の作品って実写化されやすいけれど それも納得の描写力なんですよね。 ちょっと刺激は足りないけど・・・

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