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二百十番館にようこそ

二百十番館にようこそ

加納朋子 文藝春秋 2020年8月5日

感想

半ば親に見捨てられたようにこの島にやってきた「俺」が 同居人としてあとからやってきた仲間たちと 島のじいちゃん、ばあちゃんに助けられながら 人生を再生していく話。 いやぁー、ばあちゃんたちの包容力よ! まだまだ私なんかは足元にも及ばない 島民合わせても20人ぐらいっていう島で 社会から脱落したニートたちが力を合わせて 生活していくのだけれど、なんていうか ひょろひょろで生活力もなくて世間知らずなわけですよ でも生きていくためには力を合わせなくてはならない 一歩一歩前に進んでいく彼らがだんだんかわいく見えてくる もともとね、根は優しい子たちなんですよね。 学生時代にグレたこともないようなね。 「もし景色を変えたいのなら 自分から動かなくちゃだめなんだ」 と一歩を踏み出す彼ら 挫折を経験しても人生はいつからでもやり直せる 人との出会いってやっぱり大切。 そして人はつながっているものなのだというのを 再確認。 「人間一人っきりじゃ、 良いやつにも悪いやつにもなれない」 いいお話だった オンラインゲームの描写は今ひとつ興味がなかったのだが それも大事な伏線になっていて最後に色々と わかってくるあたりで思わず涙が・・・ タピオカさーーーーん(泣) そもそも二百十番っていうのが 210でニートだったっていうね。そうなのか!

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