メグ♪の本棚
感想

そう、ショートケーキが食べられるのは誕生日とクリスマスだけだった クリスマスのケーキには上に緑と赤のゼリみーたいな丸い 飾りが付いていた。 短大に入った時に苦手な理数を勉強しなくて 良いことに歓喜した。 そうそう、見合いの時は釣書っていうのを渡すんだよね。 見合いしたことないけど、お見合いをした友達に見せて もらったことがある。 ひっさしぶりに聞いたな、この言葉。 東京オリンピックの記憶はないし、タイガースなどの グループサウンズにもそれほど興味はなかった。 でも確かにあの時代だな、という感覚を感じながら読んだのだ。 ヤヨイの平凡な毎日を淡々となぞっていくのは途中で退屈しそうに なったのだが平凡そうなヤヨイの人生にも大きな傷を残す出来事 が起こる。 それぞれに悲しい出来事や嬉しい出来事を経験して皆 大人になっていく。 ほんと、どんな人にもその人の人生があって山あり谷あり 人に言えない苦悩を抱えていたりもするわけですよ。 それでも毎日生きていく 結婚したりしなかったり、子供がいたりいなかったり。 日常の中で起こる様々なこと、思い当たることも多くて 共感したりしなかったり(笑) 小学校の時に一緒の学校だったというだけでその後の人生で 関わりがあったわけでもなかった5人がちょっとしたきっかけで 還暦を過ぎてから集まることになった。 若い頃に思い描いていた幸せとは違っていた。 スムーズに運んだ人生ではなかったと思う。 それでも今はみんな幸せだという5人。 それは正しく生きてきたからなのかもしれない。 そうなのよね、悩みがないわけではないのよ。 でも必要以上に深刻に考えすぎてもロクなことはないっていうのも どこかで分かっていたりするわけですよ、もうこの年になるとね。 また明日ねー、って言い合える友達。 これからもまだまだ毎日は続いていく。 思い通りにならないことのほうが多いのが人生なのかもしれない。 しかしこの年だから分かり合えることもあるのかもね。 腰が痛いや老眼、足がいたい、50肩が・・・ となにかと不調を口にする今日のこの頃だけれど いやいやいや、まだまだですよ。 バス旅行で一緒になった女子高生のようにはしゃぐ平均年齢 83歳の女性グループのお姉様がた。 還暦ぐらいではまだまだ小娘でしたね。 読後感のよい元気になれる本でした。

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