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マイ・ブルー・ヘブン

マイ・ブルー・ヘブン

小路幸也 集英社 2009年4月1日

感想

東京バンドワゴンシリーズ。 本編では死んでしまって語り訳としてしか登場しない サチさんが勘一さんと出会う頃のおはなし。 時は終戦直後、華族の令嬢であった咲智子は国家の存続に かかわるという重要文書を届けるために密かに静岡の親戚の家 へと向かう。 しかし途中で追ってきたGHQに捕まりそうになり、それを助けて くれたのが堀田勘一。 GHQの目をそらすために堀田勘一の嫁となって東京バンドワゴン に住むことになった咲智子。 サチと名前を変えて(変えてるのか?これで 笑 ) 裏社会に通じる面々に警護されながら暮らしていく。 えっ!それは都合が良すぎ?とか、ちょっとその立ち位置 いくらなんでもウソやろ? とか、とか、まぁ、つっこみ だしたらいろいろと思わないでもないのだけれど、いつも どおりの登場人物たちのつながりが暖かくて 天下国家を語ろうが近所のトラブルを語ろうが堀田家の人たちは 全力で愛する人を守り暮らしていくんだなぁと思えるのが 嬉しくて楽しくて今回もそんな堀田家の人たちの無敵ぶりが 小気味よかったです。

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