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平台がおまちかね

平台がおまちかね

大崎梢 東京創元社 2008年6月1日

感想

出版社の新人営業部員の井辻智紀。 好きな本に出会うとその名場面をジオラマにして再現するのが 趣味だという、ちょっと変わったというか、どちらかと言うと ヲタクな感じの彼がいろんな土地の書店を回り、そこで働く 書店員さんや他の出版社の営業部員たちとの関わりの中で ちょっとした事件に巻き込まれそれを解決していくというお話。 はっきり言って推理物として読めば、がっかりな感じである事は 確かなのだが、登場人物たちのキャラの人物描写に好感を持って しまうと結構さらさらと楽しく読める。 大きな書店から商店街の中の小さな書店まで、書店と出版社の かかわりや書店員と営業部員の付き合い方など、本や書店が 大好きな私としてはちょっとした裏話を教えてもらっているようで 楽しかった。シリーズ化しているようなので他のものも 読んでみたいと思う。

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