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シー・ラブズ・ユー

シー・ラブズ・ユー

小路幸也 集英社 2007年5月1日

感想

『東京バンドワゴン』の続編 明治の頃から続く東京下町の古本屋堀田家 4世代同居のワケあり家族が今回も家族ばかりでなく 近所の人や係わり合いのある人たちを巻き込んで 巻き込まれて泣いて笑ってラブ&ピースを振りまきます。 とにかく登場人物が多いので時々頭の中に人物相関図を描き出し ながら読む羽目に陥ってしまうお話だけれど下町ホームドラマ らしく始まりはいつも朝の食卓風景から。 あっちやこっちから話が飛び交ってまるで収拾がついていないような この会話風景はさながら寺内貫太郎一家の有様。 今回は赤ちゃんが置き去りにされる話、売った本を一冊ずつ買い戻して いくおじさんの話。海の家で仲良くなったおばあさんに渡された 1冊の本の謎。秋実さんの7回忌と呪いの目録。の4編 よくよく考えればものすごく複雑だったりするこの家族。 ドロドロの骨肉の争いを繰り広げる展開になったっておかしく ない人間関係なのになぜにこんなに幸せそうなのだろうか。 やっぱり『愛』だね、愛。 家族も増え益々にぎやかになった堀田家 次回はまた新たな展開もありそうで期待です。

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