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感想

バレエ教室の帰りに姉と共に宵山に連れ出された妹。 雑多な人ごみの中でまるで水の中を泳ぐように人混みを走り抜けて 行く赤い浴衣を着た少女達に目を取られている間に姉とはぐれてしまう。 祭りの雑踏の中で踏み込んでいく摩訶不思議な世界『宵山姉妹』 「超金魚」を育てた男乙川はさまざまなヘンテコな事件を仕組み皆や俺を 騙してきた。京都の骨董屋に就職した乙川に誘われて宵山を満喫しようと した藤田だが気がつけば「宵山様」なるものの怒りにふれて・・・ 『宵山金魚』 祇園祭司令部というサークルに誘われた小長井 偽の祇園祭を行うためにさまざまなバカらしい仕掛けに情熱をかける大学生達 仕掛け人は大学の先輩であるという乙川。そして仕掛けられるのは藤田。 「さぁ、馬鹿を騙しに出かけよう」 『宵山劇場』 千鶴の叔父は15年前の宵山の夜に消えた娘を今も探し続けている。 露天の骨董屋で見つけた万華鏡にうつった娘の姿。 そして叔父は宵山の夜から抜け出せなくなっていく『宵山回廊』 同じ宵山の夜を何度も繰り返す柳 亡くなった父が持っていた水晶玉を渡してほしいと現れる乙川。 宵山に閉じ込められた理由はその水晶玉にあるのか? そして赤い浴衣の少女達とともに宵山の中に消えていく千鶴の叔父 『宵山迷宮』 何故、妹の手を離してしまったのだろう。 繋いだ手を離してはいけないよと柳さんにも言われたのに・・・ 宵山の夜、妹の手を離し雑踏の中に妹を見失った 祭りの喧騒の中で妹を探し回る姉。 『宵山万華鏡』 祇園祭の宵山を舞台にした連作6篇 それぞれが少しずつリンクしていたり視点を変えていたりしながらうまく 繋がっている。 祇園祭のあでやかできらびやかな色彩感覚と対照的な影の部分や闇の 部分が、すぐ隣にある不思議で怪異な世界に通じているようで美しいん だけれど怖い。そしてどこか物悲しくもある。 いつものモリミーの妄想へタレ大学生物ではないけれどやはり 異空間の妄想世界へ誘ってくれるような内容の作品。 ストーリー展開で読むというよりは脳内に広がるイメージに面白さを 感じてしまったという感じ。 わけわからんっ!!って人も多いと思われる作品かも? (笑

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