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ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム

柳広司 KADOKAWA 2008年8月1日

感想

昭和12年秋、日本の陸軍内部に設立されたスパイ養成学校 通称”D機関”と呼ばれるこの機関の発案者でありスパイの卵たちを 率いる結城中佐は魔王と恐れられるカリスマ性を持ったお方。 相手を殺すこと、そして自分もいつでも死ねることを身上とする軍の 考え方を真っ向から否定して 「スパイとは見えない存在であること」 「殺人、及び自決はスパイにとっては最悪の選択肢だ」 訓練生たちにそう叩き込む結城中佐。 より抜かれた12人の訓練生たちが与えられたミッションをこなしていく 連作短編小説。 結城中佐のキャラが際立っていて、確かに現実に考えたら こんな人おらへんやろー、って感じではあるけれどそこは お話ですから、単純にスパイ小説として楽しむことができるのでは ないかしらん。

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