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感想

『考えろ考えろ、マグガイバー』 子供の頃に両親を亡くした安藤は弟の潤也とその彼女詩織との3人 で暮らしている。 最近急速に力をつけてきた犬養という政治家の考え方ややりかたに ファシズム的なものを感じた安藤はいつのころからか身につけた 他人に自分の思った言葉をしゃべらせるという『腹話術』のよう な特殊能力を使って犬養の当選を阻止しようとする。 これが前半の『魔王』 そして後半はそれから5年後。 結婚して仙台に移り住んだ潤也と詩織のその後。 何気ない日常の中で静かに進行していくファシズムの恐ろしさ。 そのことに気づきその流れを止めようと戦いを挑む安藤。 その流れの方向を変えようとする潤也。 兄弟の絆の話でもあるね。 ただ結末部分がすっきりしなくて少々消化不良気味。 続編があるということなのでそれを楽しみにしよう。 新聞紙を25回たたむと富士山の高さを超えてしまうって話。 誰か試した人はいるんだろうか? 「この国の人間はさ、怒り続けたり、反対し続けることが苦手なんだ」 確かに。

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