メグ♪の本棚
空中ブランコ

空中ブランコ

奥田英朗 文藝春秋 2004年4月26日

感想

伊良部先生シリーズ第2弾 131回直木賞受賞作 イン・ザ・プールを読んですっかり定着した 伊良部先生と看護師のマユミちゃん 二人の変態ぶりというか変人ぶりは相変わらずで すでにパターン化されている様相 人間不信の空中ブランコ乗りのサーカス団員 尖端恐怖症の出世頭のヤクザ 簡単な送球さえ出来なくなるスランプに陥るプロ野球選手 義父のズラが気になって仕方がない教授の娘と結婚した医師 イマドキの作風で流行作を次々と生み出す女流作家 それぞれに有名になったりそれなりの地位についたり している人たちが何かの拍子に心に問題を抱えてしまう そして伊良部先生の所に来て、自分を尊敬もしなければ まるでプレッシャーや抑圧というものとは無縁の伊良部先生と一緒に 遊んだり行動したりしゃべったりしていく中で少しずつ 心が軽くなったり悩んでいるのがばかばかしくなったりして 癒されていくという展開。 患者のバリエーションは少ないけれど登場人物達のキャラクターが きっちりと固まっているので読みやすく想像しやすかったです。 養父のズラは特に笑った。 確かに、今こんな事をしている場合ではないのにそれが気になって 気になって仕方がないってことがある。 今ここでこれをすれば絶対変な目で見られるとわかっているのに やってしまいたくなる自分を抑えることって・・・あるある。。。と ひとりうなずいてしまった。 私も伊良部先生にお世話になったほうがいいのか。。。(^▽^;)

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ