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鹿男あをによし

鹿男あをによし

万城目学 幻冬舎 2007年4月1日

感想

大学の研究室で人間関係のもつれから神経衰弱と噂されるようになったオレ 教授の勧めで期限付きで奈良の女子高に赴任することになる。 赴任早々、生徒たちからは身に覚えのないことで苛められ それこそ神経衰弱になりそうなオレにある日鹿が話しかけてきた。 大丈夫か?オレ??本当に神経が参ってしまったのか? そしてオレは世界を救うべく「サンカク」を求めて悪戦苦闘することになる。 地中のなまずを鎮めるという「サンカク」それはいったいどんなもの? そして、オレは世界を救えるのか? 前作鴨川ホルモーが面白かったので読んでみましたが こちらもあいかわらずの面白さ。 しゃべるのは鹿だけじゃありません。 奈良の鹿とくれば京都は狐。 そしてなぜか大阪は鼠と・・・ もう、なんでもありの世界ですが 奈良に京都といえば歴史も深い。 壮大な歴史物語がちょろっと顔をのぞかせてみたり 古代ミステリーを匂わす展開でありながら 結局のところ主人公たちの身近な人達で 話はまとまる。というような、でかい話なんだか 小さい話なんだかよくわからない。 また、「坊ちゃん」のパロディー的な要素も散りばめられているんですね。 ありえないお話 歴史とファンタジーに青春がちらり。 という感じです。 マイシカって…ぷぷぷ 女子高生のイトちゃんやマドンナ 同僚の藤原先生等、キャラが魅力的でした。 作中に出てくる剣道の試合も盛り上がってよろしかったです。 最後はやっぱりどこかすがすがしい終わり方。 こういう読後感っていいですね。 奈良に行ったら鹿にポッキーあげてみよう クスクス

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