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感想

「街の灯」の続編となる短編集 昭和初期、令嬢の花村英子とお付の運転手ベッキーさんが 謎を解いていくシリーズ第2弾 ・幻の橋 お互いの祖父同士がいがみあっている恋人たち ロミオとジュリエットのような二人の恋の相談にのる 英子お嬢様 ・想夫恋 「あしながおぢさん」が縁で仲良くなった学友の失踪先を 探す英子お嬢様 ・玻璃の天 ステンドグラスの天窓から墜落死した男は、殺されたのか 英子の推理が辿りついた切ない真相とは・・・ ベッキーさんの過去も少し垣間見える表題作 とても文学的というか上品な感じのする小説です 上流階級の人たちの暮らしぶりの描写は御伽噺みたいな ところもありますが、舞台は昭和初期、日本が戦争という 暗い時代に突入していく社会背景のようなものも所々から 読み取れていきます。 引用されている文学などが私には難しく感じる所も ありましたが、文章は読みにくいものではありません。 ミステリーということですが私にとって最大の謎はベッキーさん 今回はベッキーさんの過去が少しだけあきらかになりますが まだまだ謎は残ります。 次回作で最後になるということですので、ベッキーさんの謎や 今回出てきた若い将校と英子の今後などに展開があるとうれしいなぁ~。

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