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めぐらし屋

めぐらし屋

堀江敏幸 毎日新聞出版 2007年4月1日

感想

会社勤めをしながら一人でひっそりと暮らす蕗子さん 母を亡くし、子供の頃に離婚して家を出て行った 父も亡くなる。父が暮らしていたアパートに寄り 遺品の整理をしていた中から見つけた「めぐらし屋」 と書かれたノート。そして父宛にかかってきた1本の電話。 自分が幼い頃の両親の暮らしはどうだったのか? 子供の頃の自分には知らなかった両親の生活。 とても謎めいた感じで物語りは始まります。 でも蕗子さんのキャラがおっとりしているせいか 文章が淡々としているせいか大きな展開があるわけでもなさそう。 まるで五月雨?みたいな雨がシトシトと降り続くような 物語でした。 作中に出てくる黄色い傘 表紙にある黄色がなんとなく頭の中に残りました。 ゆるゆるな感じです 「わからないことはわからないままがいいんだよ」 確かに… 私にとってこの本はまさにそんな感じでした。

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