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さいでっか見聞録

さいでっか見聞録

富安陽子 偕成社 2007年5月1日

感想

「ほこらの神様」や「小さなスズナ姫」の童話で知られる 児童文学作家 富安 陽子さんのエッセイ集 童話作家の日常や子育ての話しがおもしろおかしく 書かれていて、読みながら何度も(・m・ )クスッとしたり うんうん、と、激しく同意したり… 学校の宿題の<音読> そうそう、毎日、毎日、晩ご飯の支度をする横で 子供が読んでいる。 確かに楽しい話ならよいが 『ごんぎつね』はつらい・・・ 夕飯の支度をしながら聞きたい話ではないわな(笑) 子供の宿題に悩み、物忘れのひどさに愕然とし 家庭教師の勧誘電話に怒り、道草をしながら帰った子供時代を懐かしむ。 受験生の息子さんのことや、PTAの役員に当たった話など 最近の私の事情とものすごく近い所にある題材なので そういった面でも共感できることが多くてとても満足できるエッセイだった。   うす墨色の空から、絹糸のような雨が降る季節になると・・・ 遠い日の記憶はいつもまろやかで香ばしい・・・ 文章も詩的で美しい。

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