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ガラスの仮面 45

ガラスの仮面 45

美内すずえ 白泉社 2010年9月30日

感想

長年の連載を続けるガラスの仮面も45巻まで来たか、という感じで手に取ってみました。相変わらず登場人物たちの葛藤や成長が描かれており、キャラクターへの想いは伝わってくるんですが、正直なところこの巻は少し話の進み方がもどかしく感じました。 姫川亜弓の新たな課題や北島マヤをめぐるドラマといった複数の筋立てが同時進行していて、一つ一つが深掘りされきっていない印象を受けたんです。公務員という仕事柄、休憩時間に気軽に読むのには丁度いいボリュームなんですが、長く愛されている作品だからこそ、もう少しテンポよく話が動いていくことを期待していました。 とはいえ、キャラたちへの向き合い方や演技を通じた自分との戦いというテーマは変わらず良く、ファンとしては続きが気になる終わり方ではあります。堅実で無難、可もなく不可もなくといった一巻でした。次がどう展開するかに期待したいところです。