みっちゃんの本棚
学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

樺沢 紫苑 サンクチュアリ出版 2018年8月3日

感想

仕事で成果を上げるには「学ぶ」ことより「実践」が大事という、至極当たり前だけど多くの人が見落としている視点に引き込まれました。樺沢紫苑氏が自らの13年のメルマガ発行や10年連続の出版という実績に基づいて語るアウトプットの重要性は、単なる理論ではなく実践的で説得力があります。 特に印象的だったのは、アウトプットが脳の神経回路を強化する仕組みについての説明。インプットばかりしていた自分の学習習慣を見直す必要があると痛感しました。説明・執筆・発信といった具体的なアウトプット手法が、実例と脳科学の両面から丁寧に解説されているので、すぐに日常業務に応用できるのが良いです。 39歳となると、単に知識を増やすだけでなく、それをいかに組織や周囲に還元するかが問われます。本書はそうした人生段階の課題に応えてくれる一冊。読みやすさと実用性のバランスが秀逸で、人文・思想書を愛読する私の目にも適う、質の高い仕事術の本だと評価します。