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新版 財務3表一体理解法

新版 財務3表一体理解法

國貞克則 朝日新聞出版 2021年2月12日

感想

部下の育成で会計知識が必要になったので手に取りました。累計80万部という看板に惹かれたのもあります。 基本的には分かりやすく構成されていますね。取引ごとに財務3表をつくる「会計ドリル」は実践的で、机上の空論ではなく手を動かしながら学べるのが良い。管理職として決算書を読む際の最低限の素養は身につくと思います。 ただ、率直に言うと目新しさは感じませんでした。新版とのことですが、会計の基本原理は変わらないわけで、既出の内容をどう再構成したかが勝負なんでしょう。そこまで革新的な工夫は感じられず、「定番だから間違いはない」という安心感はありますが、「これだ!」という驚きにはちょっと欠けます。 新書というコンパクトなフォーマットで、通勤時間などにさらっと読める気軽さは評価します。会計初心者や若い世代にはいいテキストだと思いますが、既に基本を知っている身としては、物足りないというのが正直なところです。必読とまでは言いませんが、入門書としては堅実な一冊です。