乱読家の本棚
NEXUS 情報の人類史 上

NEXUS 情報の人類史 上

ユヴァル・ノア・ハラリ / 柴田 裕之 河出書房新社 2025年3月5日

感想

話題の『サピエンス全史』の著者による最新作ということで、期待を込めて手に取りました。人類の歴史をネットワークという視点から読み解く…というコンセプトは確かに興味深いんですが、正直なところ読んでいて少し疲れました。 内容が非常に広範囲で、石器時代から現代まで次々と事例が登場するため、頭に入ってくるまでに時間がかかります。各章ごとの繋がりはあるんでしょうけど、私のような普通の読者には理解するのが難しい部分も多くて…。漫画やライトノベルばかり読んでる身としては、もう少し分かりやすくまとめられていたら良かったなと思います。 ただ、「なぜ人類はこんなに強大なのに自滅的なことをするのか」という根本的な問いに向き合う姿勢は評価できます。それでも上巻という分量の多さと複雑さを考えると、わざわざ続きまで読む気力が湧きません。可もなく不可もなく、という印象です。

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