乱読家の本棚
ブラック・ジャック(7)

ブラック・ジャック(7)

手塚治虫 秋田書店 1996年8月1日

感想

ブラック・ジャックシリーズもついに7巻目。ここまで来たら最後まで読みたくなる気持ちもわかります。この巻も相変わらず独特の世界観が素晴らしい。医学的な知識や倫理的なテーマを、エンタメ性を失わずに描き切るのは本当に上手だと思いました。 各エピソードが短編形式なので、一気読みしちゃうんですよね。キャラクターたちの背景や心情の描き方も細かくて、ついつい引き込まれてしまいます。ただし、人によっては重いテーマが続くので、心身の状態によっては少し疲れるかもしれません。私も何度か「ちょっと休もう」って思いながら読んでました。 黒い世界観が好きな人にはド直球でおすすめです。でも「明るくてほっこりする漫画が好き」という人には向かないと思うので、事前に内容をしっかり確認してから読むことをおすすめします。この巻は特に深い話が多かった気がするので、その点だけ頭に入れておくといいと思います。

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