さくらの本棚
こわく ないよ にじいろの さかな

こわく ないよ にじいろの さかな

マーカス・フィスター / 谷川 俊太郎 講談社 2002年8月1日

感想

世界中で読まれてるって聞いたから、話題についていくために読んでみた。やっぱり有名な理由はあるんだなって感じ。 にじいろのさかなシリーズの第4話ということで、キャラクターたちがすごく優しくて温かい世界観なのは確かに良い。病気のこぶうおを助けるために危険な冒険に行く……って展開は、友達を大事にする気持ちが伝わってきて悪くない。 ただ、正直なところ高専生の自分には少し物足りなかった。児童文学だからしょうがないんだけど、ストーリーの展開が予想できちゃうというか。冒険の過程ももっとワクワクするような工夫があると良かったな。「だいじょうぶ!」って何度も出てくるのは大事なメッセージなんだろうけど、繰り返し感もある。 でも、これはきっと子どもたちが読むと心強い気持ちになれる本だと思う。大人っぽい話が好きな自分には普通だけど、年下の子たちには絶対オススメできる。話題の本を読むのも大事だけど、次はもっと自分の琴線に触れる本を探したいな。